ブランデーのミュコーについて
- 2016.09.12
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ブランデーについて ブランデーの豆知識

ブランデーのミュコーについてなのですが、この銘柄はコニャックブランデーの代表格とされているものとなっているのです。
ちなみにこのミュコーとは元々人名であり、150年以上昔となる1862年にオーガスタ・クリストフが志を同じくした
親友のミュコーから名付けたミュコー社を設立したことに始まるとされています。
そしてこのブランデーの良さを知るためにはコニャックの意味を理解する必要があるとされており、その知識を深めてから味わいたいものなのであります。
ちなみにコニャックブランデーの定義としましては、フランスの南西部に位置しているコニャック地方にてブドウを原料に製造されるブランデーを指すとされています。
また単式の蒸留機を使用している点に特徴を有しており、しかも直火を使用して加熱蒸留している点もポイントであるとされています。
それからもう一つ特徴とされているのが蒸留回数であり、アルマニャックブランデーにおきましては1回の蒸留なのに対して、
コニャックブランデーは2回の蒸留が行われているのです。さらにこの蒸留に対しての詳細としましては、1回目の蒸留を初留としており、
これをさらにヘッド、ブルイ、テールの3種類に分類しています。この3種類は蒸留で得られる液体の順番で分けられたものとなるのですが、
基本的に2回目の蒸留に進めるのは中間に得られるブルイであり、それだけ精製にこだわった蒸留方法であるとされています。
次に第一段階の蒸留で得られたブルイを再び直火で加熱して2回目の蒸留へ移行することになるのですが、ここでも得られる液体の順番で分類分けを行っていきます。
ちなみにここで得られる液体の呼称をそれぞれヘッド、ハート、セカンド、テールとしており、
実際にコニャックとして熟成段階へ向かうのはハートと称されている液体なのであります。それから同じコニャックブランデーであっても製造会社ごとに蒸留方法が微妙に違いますので、そこに風味や味わいの違いが生じることになるとされています。
また各段階におきまして温度管理やそれにともなう火力の微妙な調整が重要となりますので、職人によります熟練の技が必要不可欠であるとされています。
そしてミュコーが有している味わいの特徴としての力強さや余韻の長さは、こうした職人たちによるたゆまぬ努力によりまして培われているのであります。
このように味わい深いブランデーのミュコーは幅広い層から絶大の人気をあつめており、中古市場におきましてもリクエストの多いものとなっています。
そのために買い取りを強化している業者が存在しておりますので、関心のある人はインターネットなどを利用することによる情報収集が推奨されています。
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