アルゼンチンのワインって？？ 日本ではあまり知られてはいませんが、アルゼンチンは世界有数のワイン大国です。 アルゼンチンワインは毎年8%づつ生産量を増やしており、フランス、イタリア、スペイン、アメリカに次ぐ世界第5位のワイン生産量を誇ります。400円～500円台のワインが充実しているのが、アルゼンチンワインの特徴です。アルゼンチンワインによく使用されるぶどうの品種はマルベックで、これはボルドー原産の品種で、渋味成分であるタンニンが強いのが特徴ですが、アルゼンチンの気候条件だと果実味が強く、コクのあるワインに仕上がるそうです。   アルゼンチンは標高が高く、強い太陽の光、寒暖の差が激しい気候、年間降水量の少ない大地など、気候の条件もブドウの栽培に適しており、冬は乾燥してあまり寒くなく、夏は湿度が低く雨が少ないのでアンデス山脈に沿って南北にワイン生産地が多数点在しています。アンデス山脈からの風の影響でブドウは乾燥する為、1年を通して病害虫や腐敗の心配がありません。最大のワイン産地であるメンドーサ州、サン・フアン州、ラ・リオハ州を含むクージョ地方のほか、北部のサルタ州やカタマルカ州、パタゴニア地方のネウケン州やリオ・ネグロ州など、10以上の州でワインが生産されています。